2023年7月28日（金）、千葉県柏市柏の葉でエッグドロップ対決が繰り広げられました。子ども達と東京大学大学院の留学生がチームを組み、予算制限の中で卵を守るために創意工夫をし競いました。
この対決では、留学生と子ども達がそれぞれチームを形成し、チームメンバーは40分という限られた時間の中で協力し、卵を守るために必要な材料を選んで購入し、オリジナルの卵プロテクターを完成させるという挑戦です。チームワークと創造性が試されるこのイベントは、参加者たちの心を一つにし、緊張感とワクワク感で満ち溢れていました。
競技は、高さ7メートルからの落下試験が行われ、各チームのデザインが卵の生死を左右しました。個々のチームが採用したアプローチやデザインの違いにより、卵がどれだけ守られるか、参加の親御さんたちも興味津々で見守っていました。
そして、競技の終了後には、参加者たちが自らのプロテクターのデザインに込めた思いや理由についてプレゼンテーションを行いました。留学生と子ども達との密なコミュニケーションが生み出したデザインは、特別な意義を持ち、素晴らしい作品が完成。結果として、完璧な保護に成功したチームはありませんでしたが、一部のチームはわずかなひび割れだけで済むことができました。成功も失敗も共有したこの体験を通じて、参加者たちはチームワークとコミュニケーションの重要性を再確認し、学びを深めていました。
エッグドロップ対決は、留学生と地元の子ども達が協力し、異なる文化やバックグラウンドを持つ者同士が刺激し合う貴重な機会でした。それぞれが持つ個性的なアイデアが集結し、一つの目標に向かって共に奮闘する姿は、感動的な光景となりました。
このイベントを通じて、子ども達と留学生は新たな友情を築き、未来の国際交流を支える可能性を感じさせられました。留学生と子ども達がタッグを組み取り組むプログラムは今後も継続して行っていきます。是非、普段できない体験を一緒に行いましょう。