2023年9月23日(土曜日)、千葉県柏市の柏の葉キャンパスにあるUDCKにて、特別なワークショップが開催されました。このワークショップでは、私たちの地球を救う鍵を握る驚くべき存在である海草について、地域の子どもたちが東京大学大学院の留学生と一緒に学びました。
研究者から学ぶ海草について
この記事では、バングラデシュ出身の研究者が行った海草に関するワークショップについて紹介します。このワークショップでは、海草が酸素を生み出し、地球をどのように救うかを学びました。さらに、留学生たちと一緒に環境について考え、実際の海の生物を使ったクリエイティブな活動も行いました。
海草と地球温暖化との関連
実際に、ワークショップを行ってくれたバングラデシュ出身のMehedi Iqbal氏は、東京大学大学院で海草や微生物について研究をしています。彼は小学生にも分かりやすく海草について説明し、海草が酸素を生産する能力が、地球温暖化と密接に関連していることを教えてくれました。海草は二酸化炭素を吸収し、温暖化の原因となるガスを減少させます。このことから、海草は地球環境を守るために非常に重要な存在となっています。
実践的な学び
ワークショップでは、参加者たちは実際の体験を通じて学ぶことを重視しました。また、研究者だけでなく、インドネシア、インド、バングラデシュからの留学生も参加し、海草の大切さとその不思議な力について学びました。実際に海から取ってきたカニや海水、砂、木、石を使い、海草に関するクリエイティブなプロジェクトに取り組みました。それぞれのチームがカニの住処を作成し、最後に自分たちの考えを発表し、この活動を通じて、海洋生態系の複雑さと海草の大切さを実感しました。
地球を救う存在
海草は、その不思議な力と役割からみて、まさに地球の救世主のような存在と言えるでしょう。海草は地球に酸素を供給し、海洋環境を守り、地球の健康を維持しています。その存在は、地球環境の保護と持続可能性に欠かせないものとなっています。
未来へつなげる
このワークショップを通じて、海草が地球の酸素供給にどれほど重要かを学びました。また、留学生たちとの共同作業を通じて、子どもたちの環境への意識を高める機会となりました。それと同時に海草の魔法的な力についての理解を深め、地球環境を守るために行動することの重要性を実感しました。Globalbunnyでは、地域にいる研究者や留学生など海外からこられた人材を有効に活用し、共に学び共有できるそんな機会を提供しております。