先日、千葉県柏市柏の葉にて東京大学関係者による英語料理教室(2回目)を開催致しました。
主催は、Global_bunny。Global_bunnyは普段子ども達や地域の方へ留学生のスキルや経験を基に様々な英語クラスを提供しております。

2回目の今回は、スペイン料理教室。
スペイン料理教室の概要についてはこちら

開催時のフライヤー

料理上手な夫と博士研究員として働く妻

講師のネサル・マイカ夫妻

スペイン料理教室の講師を務めて頂いたのは、昨年末スペインから来日した
ネサルさんとマイカさん(Nesar&Maiica夫妻)。妻のMaicaさんは現在東京大学大学院(柏市)で博士研究員として勤務中。夫のNesarさんは現在日本語の習得を目指しながら日々自慢の料理を振る舞っております。共にラグビーが大好きであり、Maicaさんはイタリア在住時女子ラグビーイタリア代表に選ばれるなど才色兼備の持ち主です。あの有名なスピーチTEDトークにてスピーカーを務めるなど現在も自身の専門分野の研究に励んでおります。

大人から子どもまで参加可能な英語料理教室

年度初めより世界から来ている留学生が多いというユニークな環境を生かし、子ども達向けに不定期に英語クラスを開催しておりました。その中で参加者の親御さん方より「大人も
留学生や研究者たちと交流できる機会が欲しい」と問い合わせを頂いていた事もあり、
また私自身も留学生の自宅に招かれ彼ら彼女らの国の料理を振る舞って頂いた経験もあり
料理なら性別・年齢関係なく交流が出来ると感じ開催に至りました。

開催場所の提供を参加者の方にして頂くなどの協力もあり、まだ2回目ですがキャンセル待ち者が出るなどしております。

今回の参加者は、親子・ご友人・お一人様と様々な方へご参加頂きました。

子ども達もママと一緒に料理を楽しんでおりました

料理の形式は、キッチンが一つしかない事もあり皆んなが役割分担をしながら進めていく
形です。講師の料理をまず観察し、レシピを英語で聞きながら順次協力しながら
複数のスペイン料理を作っていきます。
今回のレシピは以下の通り。

  • Tortilla de patatas
  • Gazpacho.
  • Montaditos
  • Arrroz con leche
左上からトルティージャ、ガスパチョ、・モンタディート、アロス・コン・レチェ

同じ材料でも、調味料や作り方によって料理自体や味が変わるところが料理の面白いところです。普段、家庭で料理を振る舞っている参加者の皆さんも普段と違う調味料の多さにびっくりされるシーンも多々ありました。

英語のレシピ
ネサルさんからブレットの切り方を学ぶ男の子
お米を使ったデザート(アロス・コン・レチェ)
こんがりオーブンに入れ焼きます

英語が話せない方も料理を通して講師と交流したり、スペイン語で交流する参加者もいたりと最後は皆んなで食卓を囲みながらスペイン料理を美味しく堪能致しました。

世界の人たちとコミニュケーションを取る為に

英語を学ぶ事に関して人それぞれの考えがあると思いますが、実際に会話をしてみて
得られる事が多々あります。自分の考えややりたい事を海外の方々へ伝える為には
英語力やコミュニケーション力を通して自分がどんな人間か相手に伝える必要があります。

留学を目指すのであればスコアも大事になってきますが、最終的に行き着くところはスピーキング力なんです。どんな大学へ行こうとどんな会社へ就職をしても、コミニュケーション力がありスピーキングに長けている人は今後も活躍できる機会が広がるでしょう。

どんな方法で英語を話せるようになったかは、海外の方はほとんど気にしていないですし
TOEICのスコアなどもちろん気にすらしておりません。
留学や海外で働く機会を得た方は積極的に活用するべきだと思っておりますが、
日本にいて常に目から耳から日本語が入ってくる環境で英語力も向上するにはかなりの努力が必要です。どんな方も英語を話す方はかなりの時間を英語に費やしているのです。

私は、留学経験や海外在住経験など全くないですが多くの海外の方と接してきて
コミニュケーションが一番大事だなと感じております。
ネイティブはカッコイイですが、ネイティブになる必要なんて全くないのです。

自分の子どもやせめて近くにいる子ども達が、いつか世界に羽ばたいていけるよう
環境を有効に利用しこれからも活動していきたいと思っております。

皆んなで美味しくスペイン料理を堪能しました


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