子ども達が制作したランチョンマット

先日、柏市柏の葉にて留学生と地域の人材をコラボした英語イベントを開催。
今回は、8月に行った料理教室に引き続き2回目のイベント。
地域の隠れた人材と世界中から来ている留学生が多い環境を活かし、誰もが英語に触れる事が出来、且つ大人も子どもも学べるイベントを企画しています。

ホームパーティーの企画とランチョンマット制作

このイベントの概要はこちらをチェック!「企画力と工作アイディアを育む英語イベント

今回も前回に引き続き、食のスペシャリストの凛藤曄Rintoyo Ayakoさんに講師をして頂き、東京大学大学院のLiang(リャン)さんが英語の講師として参加。

イベントの内容

作業内容

  • 「パーティー企画のテーマを考える」
    自分達でどんなパーティーにするか、パーティで何をやりたいかを考え
    全体のイメージを膨らませます。(日本語+英語)

    Rintoyo Ayakoさん主導でまず、ホームパーティーの企画をしていきます。
    企画用紙に子ども達がパーティーの内容をイメージし、
    Date,Guest,Theme,Image,Color,Menuを記入します。
    英語で記入していきますが、スペルが分からない場合は留学生のLiangさんが丁寧に
    教えていきます。
英語で説明する留学生のLiangさん
  • 「テーマカラーとゲストの選別」
    パーティに招待する方を決定します。テーマカラーを決めテーブルコーディネートの
    配色やどんな食事を用意するか考え、言語化し絵を描き講師からアドバイスを聞きながら
    自分色のパーティープログラムを作成致します。(日本語+英語)

 自分が企画したパーティーに誰を招待するかイメージを膨らませながら、
 「お父さんとお母さん」「おばあちゃん、おじいちゃん」などゲストを決定します。
 また、「ハロウィーンパーティー」「誕生日会」「クリスマス」などテーマを決めていき
 テーマに合うカラーを決め、どんな食材を準備するかも決めていきます。
 中には、「いちばんしぼり」(のちにビールだと理解)などゲストの大好きな嗜好品も
 計画する子どもも。

水色をテーマカラーを選んだ子どもたち
誕生日のテーマを選びました
  • ランチョンマット工作タイム(英語)
    留学生と一緒に、テープルを色鮮やかに飾るランチョンマットを作成します。
    切り絵やネーム入れの工程は全て英語で行います。

    そして、いよいよ企画したテーマとカラーを元にランチョンマットを作成していきます。
    まずは、以前チャイニーズカッティングクラスでも講師を務めてくれたLiangさんが
    折り紙とペン、ハサミを使い蜘蛛の巣のデザインを作っていきます。
    もちろん、作業の手順は全て英語です。
ペンで蜘蛛の巣の形を形成していきます

細かい作業のせいか、初めは苦戦する子ども達。Liangさんが一人一人丁寧にサポートしながら完成させていき、2枚目を作る時にはサポートなしで作れるように。

 最後に、画用紙に切り絵を貼っていき好きな絵を描き、絵具を使用し最後の
 仕上げをしていきます。
 緊張のせいか、初めは留学生に言葉をかけれなかった子どもも終盤には積極的に
 話しかけコミニュケーションをとってるシーンも見られました。

コミニュケーション力の重要さ

英語は正しい方法で多くの時間を投資すれば話せるようになります。
子どもの頃から海外に住んだり、留学やインターナショナルスクールなど英語に常に触れる機会があればその環境を大いに利用する事がベストだと思いますが、そうでない環境の方が
圧倒的に多いはずです。

今は、インターネットの発達により多くの英語学習方法があります。
10年前、20年前と比べると本当に羨ましい限りです。
留学経験や海外在住経験がない私でも、毎日のオンラインレッスンや海外の友人を作るなど
地道に多くの時間を投資した結果、ある程度は英語を話せるレベルにはなりました。
もちろん、今でも分からない表現や語彙が多くあるので毎日のアップデートは欠かせません。
多くの外国の方・留学生・オンライン講師の方と話しをしてきて感じたのは、英語力もそうですがコミニュケーション力が何よりも大事だと言う事です。
日本人同士でも、言葉足らずだと良い関係性を作る事が出来ない事が多々ありますね。
相手の性格、文化的背景、その他相手を思いやる心がなければ海外の方とも良い関係を
築く事が難しいでしょう。
英語は、自分がどんな人間なのか、どんな事をやりたいのかを表現するツールなのです。

今後、外国の方と協調して何かをやり遂げる力が必要になっていきます。
子どもの頃から、多くの国の方と接する事で必ず将来役に立つ事があるでしょう。
そんな環境が近くにあるのであれば、積極的に活用すべきですし大人・子ども問わず
留学生や海外の方と触れ合う事が出来るそんな環境を提供できるようこれからも
活動していこうかと思います。


 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA